平成31年度 事業計画について
{平成31年4月~平成32年3月}

□モヤヒルズ事業所・事業計画
 1.実施方針
(1) 財団活動及び運営施設の周知を図るため、講習会・各種大会・野外観光レクリエーション関連イベントを開催する。
(2) 運営管理施設内において、環境の美化活動として植樹、植裁、花壇等の整備を行い、市民の憩いの場としての位置づけを図る。  
(3) 八甲田山系を中心とする冬期観光拠点(スキー場)として県内外へのPR活動を行い、インバウンド対策の窓口として観光振興を図る。
(4) 運営施設において地域特性を生かし、快適なアウトドアレクリエーションの機会と場所を提供するとともに、教育及び健康志向を考慮した誘客イベントを開催する。 
(5) 道路利用者に対して休息場所の提供を行う。
(6) 地域住民・道路利用者に対して道路・観光・レクリエーションの情報を 提供し、利用者と地域の交流を促進する。
(7) 地場産品の仕入を開拓し、販売場所を提供することで活力ある地域づくりと地域活性化を図る。
(8) 施設を利用するお客様のニーズに応え、より質の高いサービスを提供するよう努める。
 2.モヤヒルズ事業所・事業計画
   モヤヒルズ、幸畑墓苑、八甲田憩いの牧場、合子沢記念公園の周知を目的として下記の事業を行う。
(1) アウトドア体験イベント
① モヤヒルズ「アウトドアフェスタ」の開催
  ・山菜採取体験会・山菜教室
・乗馬体験会
・パラグライダー体験会
・デイキャンプ体験会(ダッチオーブン調理)
・スラックライン体験会
・バーベキューパーティMOYAコン
② 親と子のふれあいキャンプ体験会(2回開催) 
(2) 教育関連及び健康志向イベント
① プログラミング教室
② ウオーキングイベント
③ マラソン大会
④ モヤヒルズカップMTBキッズ大会
(3)ドッグフェスティバル(2回開催)
   広いゲレンデを利用してペットの運動会を開催し、市民の憩いの場として活用を図り、アウトドアレクリエーションの機会を提供する。
(4)雲谷高原の自然・植物を活用したイベントの開催
四季折々の花(春のカタクリ、夏のひまわり、秋のコスモス)と青森特産のカシスをテーマにしての誘客イベントを開催する。
① 春のネイチャーウォーク「山菜教室」「春の山野草(かたくりの花)観賞会」
② カシス収穫体験
③ 雲谷高原夏祭り(ヒマワリロード)
④ 大文字焼き花火・松明送り火
⑤ 雲谷高原コスモスまつり&コスモスよさこいソーランまつり
(コスモスアート作成)      
(5)雲谷そばの里づくり・そばまつりの開催
   モヤヒルズにおいて「雲谷そば」の生産拡大と一般市民へのPRにより、特産品として普及させるとともにそば打ち体験教室等を開催し、周辺地域住民の参加を促進し、地域の活性化を図る。
① 春の山菜を利用してのそば打ち体験会
② 新そばまつり(収穫したてのそばを使用)
(6)アウトドアスポーツ愛好団体の育成と活動の振興
   アウトドアスポーツ愛好者の組織作り、講習会、大会開催等に会場、用具情報等を提供し、その活動を支援する。
① スキーの日「特別イベント抽選会&スキー無料講習会」
② スノーボード、スノースクート、スキーの3種目クロス大会
③ ボーダーズナイト(2回)
④ 「雪と子どものスペシャルイベント」(雪上ゲーム大会)
⑤ ウインターフェスティバル・市長杯モヤヒルズスキー大会
(7)モヤヒルズの管理運営
(8)幸畑墓苑の管理運営
(9)八甲田憩いの牧場の管理運営
(10)合子沢記念公園の管理運営
(11)園地施設の管理運営
(12)自然公園、観光地の適正利用促進と広報活動
(13)イベントの開催
(14)職員の研修会等参加計画
 
□「道の駅」ゆ~さ浅虫事業所 事業計画
1.実施方針
(1) 「道の駅」としての機能充実を図るとともに、施設利用者安全のため、防災管理・防犯管理を徹底し、清掃・敷地内の植栽管理等の美化活動を含め、施設の維持修繕安全に努める。
(2) レクリエーション施設としての更なる充実を図り、利用者のニーズに応えるため、認可の範囲を有効活用した物品販売・飲食業等の営業を行い、より質の高いサービスの提供に努める。
(3) 地域経済活性化に資する地場産品の振興のため産地直売施設にて生産者へ販売場所を提供するとともに、県産品のPR及び地産地消の推進に努める。
(4) 地域特性を活かした青森市及び浅虫温泉地域の魅力を、積極的に全国へ情報発信し、観光及びレクリエーションの振興を図り、活力のある地域づくりに努める。
(5) 公益性・公共性を重視した活動を強化し、積極的な社会貢献に努める。
2.ゆ~さ浅虫事業所・事業計画
(1)「道の駅」としての機能充実
① 道路利用者のための「休憩機能」充実
    1階・2階の休憩スペースの利用促進を図る。
② 道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」充実
    道路システムの利便性向上を図る。
③ 活力ある地域づくりを行なうための「地域の連携機能」充実
    浅虫地域各団体が一体となり、集客・受入体制の強化を図る。
④ 緊急避難場所としての「防災支援機能」強化
    緊急避難場所としての受入体制の充実を図る。
⑤ 安全管理(防災・防犯等)の徹底
    防災・防犯設備等の維持管理徹底及び車椅子・視覚障がい者のための安全な通路の確保を図る。
⑥ 危機管理体制の確立
    危機が発生した場合の初動体制の整備、指揮命令系統の明確化により迅速な対策を講じ、被害・損失・影響等の最小化を図る。
(2)レクリエーション施設の充実
① マーケティングリサーチの強化
    お客様の意見箱・対面アンケート等を活用し、より多くのお客様のニーズに応える。
② オリジナル商品の開発
    カシス関連商品等、地域の特産品を活かし「道の駅」オリジナル商品の充実と、地元特産品のPR及び他県への販路拡大に取組む。
③ 地場産品のPR及び販路拡大
    県内外の「道の駅」とのネットワークを活用した産品交流による商品の充実と、地元特産品のPR及び他県への販路拡大に取組む。
(3)地域経済活性化に資する地場産品の振興
① 地産地消の推進
    収益性を求めるものではなく、地元生産者が直接商品を持ち込み「道の駅」が管理運営(販売及びPR)し、地産地消の推進を図り、お客様へ新鮮な地場産品を提供する。
② 出品者(生産者)による催事開催
    出品者(生産者)の生産意欲向上を目的とし、直接お客様に店頭販売を推奨する。
(4)地域特性を活かした青森市及び浅虫温泉地域の魅力拡大
① インフォメーション業務の強化
    観光コンシェルジュを配置し、観光情報及びお客さまのニーズにあった情報提供、提案・アドバイスを行い、より質の高いおもてなしを行い、顧客満足度向上につなげる。
② 情報発信の強化
    外部への積極的広報活動強化策として、新聞・雑誌、ラジオ・テレビ等へイベント・商品等の情報提供を行うほか、SNS、ホームページ等による
PR活動を行う。
(5)公益性・公共性を重視した活動強化
① 美化活動運動の推進
    他団体との連携による浅虫地域やサンセットビーチの清掃活動や美化運動の推進を図る。
  ② 浅虫温泉地域人材育成事業
    浅虫地域のホテル・旅館・商店の従業員を対象に、人材育成支援としてセミナー・講習会等を開催し、地域団体の資質向上及び浅虫温泉地域活性化の中核を担う。
③ 学生、障がい者等の積極的な受入れによる社会貢献事業
就業体験を通じ将来の職業意識の啓発と社会に貢献できる人材育成のため、小学校、中学校、高等学校のほか特別支援学校等の生徒を職場体験やインターシップで積極的な受け入れを行う。                
④ 障がい者就労施設等への運営活動支援
    施設への運営活動支援として、施設での栽培・製造商品を積極的に仕入販売する。